アメリカ生活 アメリカ人にとっての"外国人" その考え方、日本人だけ？！
こんにちは、 matuko です。
今日は、
アメリカという国での、「外国人」
という捉え方について、
実体験を交えながらお伝えします。
たくさんの国や人種の人々が多くいるアメリカ。
日本とは違う捉え方だなと私は感じます。
こちらの記事も人気です
では早速！
"外国人" とは
日本国内では、西洋風な顔立ちの外国人は
まぁ、目立ちます。
最近は日本に住む他国籍の人も増えましたね。
日本は小さな国ですし、独自の文化が発展し
今も根強く残っている個性のある国だと思います。
「外国人」という言葉もあるくらいですから。
自分たちと、それ以外の人々、という印象です。
では、人種のるつぼと言われるアメリカ合衆国では、
「外国人」の捉え方はどうなのでしょうか。
もちろん、外国人という英単語はありますが、
実際はあまり使いません。
なぜなら、単純に多すぎるからです。
街を歩いていても、いろいろな肌の色の人、
アジア系、中東系、アフリカ系、ヨーロッパ系、などなど
顔立ちも様々な方がいます。
なので、外国人の〇〇、というより、
日本人の〇〇、ロシア人の〇〇、の方が近いかもしれません。
でもそれも違うような気がします。
国籍よりも個性
多国籍の人々が一緒に関係を築いていく中で、
国籍というのはあまり言いません。
肌の色や出身地を理由に
非人道的な迫害や人権侵害が
歴史的にあったことを問題視できる時代ですし、
それが国や人々の中で共通認識としてあります。
じゃぁ大事なのは何なのか。
それは、その人の性格だったり、個性だったり、
その人にしか無いものが大事なのかなと思います。
友達になるきっかけは趣味が同じ、とか
いたって普通の理由で、国籍？そういえばどこだっけ？
そんな感じです。
でもやっぱり英語は大事
国籍や人種は関係ないと言いながら、
アメリカに住んでて
世界共通語の英語が喋れないとなると
困った顔をされることがあります。
残念なことに、「日本人は英語が喋れない」
という認識もあり、映画などでもそんな描写を今でも見かけます。
悲しいですが、事実かも。
他の国の人々よりも、圧倒的に英語を喋る人口は少ないのは事実です。
日本の英語教育がもっと良くなることを願うばかりです。
人と人では、やはりコミュニケーションが大事です。
うまく喋れなくても、正しい文法でなくても、
伝えようと頑張って話すと
相手は聞いてくれます。優しい（泣）
英語が喋れれば、コミュニケーションがとれれば、
国籍なんて関係ないのです。
では日本人は？！
日本人は、残念ながら「日本人」ではなく、
しいて言うなら、本当にしいて言うなら、「アジア人」です。
私がアメリカ人とイギリス人の区別があまりわからないように、
アジア人以外の人は日本人と中国人の違いもわかりません。
そんなもんです。
私自身、実際中国人として、中国語で話しかけられたことが何度もあります。
でも嬉しいことに、日本語で話しかけられることもあるんです。
日本語を勉強中の学生さんや、日本に何年か住んでた方や、
親戚に日本人がいる方、などなど。
その方たちは、私達家族が日本語で話しているのを聞いて、
日本語で話しかけてくれるのです。
私たちからすれば、アメリカに「外国人」として住んでいて、
異国の地で現地の方に、自分の母国語で話しかけられるのは大変うれしいです。
ま、「外国人」という認識でいるのは自分たちだけなんでしょうけど。
私も日本に帰って、英語を喋っている方がいたら、
積極的に話しかけようと思います。
他の国よりも「外国人」という認識が強い国で、
寂しい思いをしている方も少なくないはずですし、
私自身、話しかけてもらえて、
それがたった一言二言でも、とても嬉しかったので。
日本人としてどうすべき？
では日本人として大事なことはなんだろう。
アジア人と一括りにされて、区別もつかない。
大事なことは、日本を大事にすること。
自分の母国、言語、文化を自分でしっかり持っておくことです。
それはつまり、自分の個性を大事にすることだと思います。
国籍や母国語もひとつの個性、アイデンティティです。
だからといって人に押し付けるわけではなく、
自分自身で大事にすること。
アメリカの生活も私は楽しみます。馴染みたいとも思います。
でも、日本人だと自覚を持って、自分で大事にすることも
忘れないようにしないとな、と思います。
日本にいる間は気づけなかった、
「国籍」という「「個性」」、アメリカにいる間に
しっかり見つめ直そうと思います。
日本人だというと、日本のことを聞かれることが多々あります。
相手の個性について興味を持っているのです。
でも、日本のこと、うまく説明できないことも多くて。
もっと日本について勉強しなければ！
こちらもどうぞ▼
